――シングルの3曲ともテクノポップのアレンジですけど、普段テクノポップはお好きなんでしょうか?
「好きですね(笑)。」
――何で笑うんですか。どこら辺とかお聞きになりますか?
「Perfumeさんとか……あんまり深いところは知らないです(笑)。」
――もしもある日、テクノポップとアイドル歌謡のどっちかを選べって言われたらどうします?
「えーっと、アイドル歌謡ですね。」
――えっ……。
「いや、ごめんなさい。テクノポップを選びます!」
「テクノポップとヲタ芸をつなぐ!」とかタイトルからしておかしい、インタビュー内容も執拗にヲタとの親和性とテクノポップへの違和感について食い込んでいて、一体どんなヲタインタビュアーだよとか思ったら、一番下に「取材・文・構成/宗像明将」とあって爆笑した。このジャンルを語れるライターは今彼しかいない!
先日のメジャーデビューイベント握手会の時に話すことが思いつかなくて、新曲が良過ぎるとか一通り褒めちぎった後に、「でも本当はテクノあんまり好きじゃないんでしょ?AKBみたいなのがやりたいんでしょ?」みたいなことを言ってみたら、「ええ・・・まあ・・・」とかちょっと困った顔して笑ってくれたのがいい思い出というか、俺ひどすぎるので今度また謝罪しに行こうと思う。