http://tower.jp/article/news/2014/07/30/n101
http://ryutist.jp/?p=3649
http://ameblo.jp/ryutist/entry-11910876244.html
http://ameblo.jp/ryutist/entry-11910558263.html
http://ameblo.jp/ryutist/entry-11910491697.html
RYUTist東京3連戦。そもそもRYUTistが地元新潟を離れてライブをする事すら少ないのだから、開始30分前にイベントスペースが既に客でぎっしりになるだけの期待値の高さは当然なのだろう。この手の場所ではイベント開始20分前に半曲程度で綿密に場所とマイクの確認というのがリハーサルの定石だが、RYUTistはイベント開始35分前にステージに上がり、「夏の魔法」をがっつり本気の歌とダンスでフルサイズ披露し戻っていった。
「RYUTistはあまり県外さんではライブをやらないのです」「このイベントさんに出させていただいて本当に嬉しいです」、何にでも手当たり次第に敬称「さん」を付けまくる無駄な丁寧さが可愛らしく笑いが起きる。西脇さんのトークもずっとこうだった。
MCで一つづつ郷土の好きな場所を上げていく。そうやってローカルアイドルからその土地の肌身感覚を知る事は本当に多いのだ。龍ヶ窪から程近い津南温泉、八海山のロープウェイから見る景色、長岡大花火大会、一つ一つ有名な名前、この時期には耳にするだけで涼しげなその名前を上げていく中で、乃々子さんは自分達のホームタウンである古町を上げた。その理由は、「古町はお店が沢山あって飽きないんです」。この飽食の街東京、そしてここは新宿タワレコだ。高価なアクセサリーからそれこそ人の命まで、買えないものは何もない狂乱の街のど真ん中。そこに彼女達を観に集まった客に対して、「古町はお店が沢山あって飽きないんです」。彼女がいう素敵な店に溢れた古町は、一体どれほど美しい街なのだろうか。「私達は古町七番町のライブハウス『SHOW!CASE!!』で毎週定期公演をやっています。旅のついでに七番町でのライブを観ていただければ」と控えめに添えて、旅情あるMCを締める。
- 五十嵐夢羽:津南温泉
- 宇野友恵:八海山ロープウェイ
- 大石若奈:長岡大花火大会
- 佐藤乃々子:ホームタウン古町
まだ8月も真ん中、どこへ行っても逃げられないコンクリートの輻射熱と気味の悪い湿度を溜め込んだ都心の重たい夏を、八海山の風、信濃の流れで洗い流すような美しく爽やかなRYUTistのステージ。昨年の夜のスマイルガーデンと同じようにぼろぼろ泣きながら観ていた。曲が終わる都度に長く暖かい観客の拍手が続く。最後の「ラリリレル」はヴォーカル入りトラックを音出ししてしまい何度か中断しつつ、3度目の正直で音が出る。「ラリリレル」が終わり、あまりに短い時間のそのイベントは終了し、本当にいつまでも鳴り止まない拍手。あんなに客が彼女達を温かくもてなすイベントを観たのは初めてだ。そうせざるを得ない空気を彼女達は持っていた。抜群の安定感を保ちつつ綺麗に伸びる歌声とか、チア仕込みのぱきっとしたダンススキルとか、いい曲とか、そういうものでは語りようも無いんだ、RYUTistの清々しく気品のある美しさは。
- Wind Chime!〜街のトンネル〜
- MC 自己紹介
- 夏の魔法
- チュララ
- MC 新潟の好きな場所
- Beat Goes On〜約束の場所
- ラリリレル(中断)
- ラリリレル(中断)
- ラリリレル
チュララ - RYUTist 3rd Single -
RYUTist 3rd single「Wind Chime!〜街のトンネル〜」
RYUTist 夏の魔法 in 八海山