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BSE全頭検査「限界」 食品安全委、若い牛の除外容認 

http://www.asahi.com/national/update/0716/006.html
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040716it01.htm

 政府の食品安全委員会の専門調査会は15日、牛海綿状脳症(BSE)対策として実施している全頭検査について、一定の月齢以下の若い牛を検査から除外しても、「人に感染して患者が発生するリスクは増えない」とする報告書案をまとめた。現在の検査方法では若齢牛の感染は発見できないことを根拠に、全頭検査の限界を認めた。政府内には、検査体制を見直すべきだとする意見もあり、全頭検査見直し論の後押しとなるのは必至だ。


 若い牛を検査対象から外すことになれば、米国産牛肉の輸入再開協議が前進する可能性もでてくる。日本側は「食の安全基準は内外同一」との立場で、米国側に全頭検査など日本と同等のBSE対策を求めている。これまでの日米専門家・実務者協議
で、若い肉牛に限定して輸入を再開できないかとの打開策を探っており、この流れが一層加速することも予想される。

ていうか、若い牛は発見しにくいからやらないといいつつ、「世界的にも珍しい生後21か月や23か月の若齢牛の感染例を見つけた点などを評価。」とか言ってるのは大いに矛盾。
単にアメリカの強力な圧力に屈しつつあるという認識でいいですか?