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「高野切本」9億6800万円 高知県が評価額判定

http://www.kochinews.co.jp/0409/040902headline06.htm

 高知県は1日までに、購入方針を固めている旧土佐藩主・山内家所有の国宝「古今和歌集巻第二十(高野切=こうやぎれ=本)」の鑑定を、文化庁が国宝を購入する際の評価基準に即して実施。評価額を9億6800万円と判定した。


 8月31日に山内家から寄託を受けて「高野切本」を保管している東京国立博物館で鑑定。同庁から推薦を受けた古文書類の専門家や古美術商ら5人に鑑定を委嘱し、最高額(20億円)と最低額(6億5000万円)を除いた三者の平均を最終的な評価額とした。
 県はこれまでの山内家との交渉で「高野切本」を7億円を上限に購入することで合意しており、今回の鑑定結果を受け、購入費用7億円を盛り込んだ議案を県議会9月定例会に提出する。

書道を嗜んだ者としては気になるニュース。


仮名を学ぶ上で決して避けては通れない、仮名書の最高傑作「高野切」。
それをなぜ文化庁が買い取らず、高知県が買い取るのか?
その価値を知っていれば10億円といわれてもあまり驚かないけど、仮に3億まけてもらっても、県民は納得しないだろうなぁ。