http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/29/20041129000043.html
日帝が起こした侵略戦争により、軍人や軍属、従軍慰安婦など強制動員された韓国人被害者や遺族ら35人が日本国を相手取って起こした「アジア太平洋韓国人犠牲者補償請求訴訟」が13年にわたる裁判の末、棄却された。
日本の最高裁判所はこの日開かれた上告審判決で、「戦争被害と戦争犠牲に対する補償は憲法がまったく予想しなかったもので、単に政策的見地から配慮可否を考慮することのできる事案に過ぎない」とし、加害者の日本国家は韓国人被害者に1人あたり2000万円を補償すべきだという請求を退けた1、2審判決を支持、上告を棄却した。
朝鮮日報ではなんか色々いってますが、単に韓国は40年前の日韓基本条約で個人補償を放棄したから、こういう判決が出たんですが。
大体、日韓基本条約締結時に、韓国政府は個別請求権は放棄し、その代わりに、無償3億ドル、有償2億ドル、民間借款3億ドル、加えて韓国内にあった日本の全財産という膨大な額を国家としてまとめて(北の分も含めて)賠償金として受け取っている。
で、それを戦争被害を受けた個人には支払わず、国土開発に使ってしまった。
それがばれると大変なことになるので、「日本側の依頼」という理由で日韓基本条約の内容を国民に非公開にしている。それを知らない人達は日本に「賠償しる!」と訴え続けるという悲しい話。
ネットが普及した今、韓国ネチズンは韓国政府の秘匿してきた事実を容易に知ることが出来るはずだ。
また、訴訟を起こしても日本が「補償は済んだ」の一点張りのため、韓国でも「一体秘匿されている事実はどうなっているのか開示しろ」という訴えが起こり、先日裁判所で開示命令がだされた。(外交通商部は日本政府の要請と外交関係などを考慮して公開しないという回答をしている)
本当のことを彼らが知った時、日韓の関係は大きく変わってしまうかもしれない。
・参考:韓日協定関連文書5件の公開命令
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/02/13/20040213000062.html