Aerodynamik - 航空力学

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リアリズムとしての派遣打ち切り

http://reishiva.exblog.jp/1212187

 ただでさえ、来年1月の選挙にむけ、イラク情勢は悪化していく一方だ。それだけでなく、選挙後、スンニ派シーア派の亀裂が決定的なものとなり、内戦が勃発する恐れもある。自衛隊は逃げられるうちに、逃げといた方が得策だろう。イラク復興支援を約束した以上、退く訳にはいかないということを言うヒトビトもいるだろうが、実際のところ、現在サマワでの道路や学校修復等といった事業は外務省のコーディネートで行われており、自衛隊はアリバイ的に現場に顔を出すだけに過ぎない。給水活動もイラク人ドライバーに任せきりなのだから、まさに存在意義がない。その上、ただ駐留しているだけで、莫大な経費がかかる。そんな金があるなら、ファルージャ避難民への支援にまわした方がよほどいいだろう。


 派遣打ち切りを強く主張している人々には、反戦運動の関係者やその支持者達が多いことは確かだが、派遣打ち切りはもはやイデオロギーの問題ではなく、現実の、今そこにある危機にどう対応するのか、という問題なのだ。

ジャーナリスト志葉玲氏のブログより。


サマワがやばくなるから逃げた方がいい。」


プロ市民による基地外じみた反戦活動や、9条改正で軍事大国化だのジャミーラ高橋の詐欺だの、胡散臭さが目に付いて、「危ないから引いた方がいい」という、極々当たり前のことすら忘れていたような気がする。