Aerodynamik - 航空力学

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空港発着枠の路線変更に一定制限、不採算での廃止防ぐ

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20051206i501.htm

 国土交通省は5日、羽田空港などで新規航空会社に優先的に割り振っている発着枠(新規優遇枠)について、路線変更に一定の制限を加える方針を固めた。 優遇枠を活用する路線については、新たに「他の路線に転用して、利用者の利便性を損なわない」ことを認可の条件に加える。
 優先枠を配分された航空会社が、不採算の地方路線を廃止し、採算性の高い幹線に集中的に路線変更するのを防ぐ狙いがある。

 新規航空会社は、申請の順番に従って優先枠の配分を受けてきた。だが、この枠を使って運航しているスカイマークエアラインズが来年、羽田―徳島、羽田―鹿児島路線から撤退する代わりにドル箱路線の羽田―新千歳に参入する計画を打ち出したのを踏まえ、見直すことにした。

 同時に、大手航空会社に発着枠を配分する際に導入している安全性や運賃、経営効率化などの「評価基準」についても新規会社に適用することを検討する。
 羽田空港の新規会社向け優遇枠は今年10月、北海道国際航空(エア・ドゥ)に3往復、スカイマークに7往復、スターフライヤーに9往復が配分され、枠はすべて埋まっている。

ま、不採算のところから引き上げるのは仕方ないんだけど