Aerodynamik - 航空力学

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8MHz で動く Windows XP

http://slashdot.jp/article.pl?sid=06/01/29/0450247

Socket 3 のマザーボードPentium ODP 83MHz を載せ、さらに 8MHz にまでクロックを落とした状態でなんと Windows XP を走らせるという、オーバークロッカーの真逆を行くような挑戦者がいた。
"XP Minimal-Requirement-Test" というページにその実験過程と結果が詳しく記されている。それによると、始めは Pentium 75MHz を 100MHz にオーバークロックした、搭載メモリ 64MB のマシンで Windows XP のインストールに成功。その後メモリは 32MB まで減らしても無事動いたそうだ。そしてスペックの低下はだんだんエスカレートし、最終的には動作周波数 8MHz、メモリ 20MB での安定動作に成功。なお、この状態だと、電源を入れてから最初のアイコンが表示されるまで13分、実際に操作ができるようになるまでさらに17分かかるとのこと。

意外と早くて驚いた。


自分が大学生だった頃、
世間ではメールアドレスを持っていることと、Word/Excelが使えることが就職に必須となってきたころで、Macと汎用機しかなかった大学も慌てて大量にWindowsPCを導入、一般教養の授業でWindows講習などを始めたのだが・・・
導入されたWindows95マシンはかなり古いもので、起動に10分以上、そこからWord起動に10分、キーボードを叩いても画面の文字表示は全く追いつかず、講義の最後に作成したファイルをFDに保存しようにも、保存にも10分以上かかるという代物。
起動してから作業を始めるまでに20分以上かかるなんて、それなんて汎用機?という感じだった。


あの頃の自分のメインマシンは MMX Pentium166/32MB/2GB 位だったかな。
モデムはまだ36k。一晩かかってもIE4をダウンロードできなかったし、MP3ファイルをダウンロードするのも一苦労だった。
2GBのHDDはすぐに一杯になってしまい、あれこれとやりくりしてたなあ。
ポケットに60GBのGigabeatを持ち歩く10年後(60GBでも全くもって足りないのだが)はまるで想像できなかった。