Aerodynamik - 航空力学

はてなダイアリーからはてなブログへ移行中

第2東京タワー、墨田区に…世界一600メートル級

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060314it01.htm

 NHKと在京民放キー局5社で構成する「新タワー推進プロジェクト」は、首都圏の地上デジタル用の電波塔「第2東京タワー」を、東京都の墨田・台東地区に建設することを決定した。
 近く、事業主体である東武鉄道側に伝える。カナダ・トロントのCNタワー(553メートル)を抜いて600メートル級の世界一の電波塔が誕生することになり、2010年末の完成を目指す。


 地上デジタルでは、携帯電話やカーナビ向けの「ワンセグ」放送を確実に受信するには、東京タワー(333メートル)の約2倍の高さの電波塔が必要とされる。


 同プロジェクトでは、昨年3月の中間報告で墨田・台東地区を第1候補に推薦。さいたま新都心さいたま市)を第2候補として検討を進めてきた。
 その結果、行政の支援や住民の同意が確実となったことから、“すみだタワー”(仮称)に決まった。建設予定地は、墨田区押上1丁目。建設費約500億円は東武鉄道などが負担。放送局側は賃料などを支払う。


さいたまタワー落選 誘致活動に終止符
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news001.htm


さいたま新都心は、難視聴地域への対策費が墨田・台東地区に比べて巨額になることが判明したほか、放送事業者の一部に「シンボル的な新タワーは都内に建設すべき」との意見が依然として根強いこともマイナス要因となった。


墨田・台東地区の地盤が軟弱な点を突いていったが、結局は金の問題になったらしい。
「墨田であれば東武鉄道が金を出す」ということになったのもでかいだろうな。


それにしても、たった4年で600メートル級のタワーって作れるものなのか?