Aerodynamik - 航空力学

はてなダイアリーからはてなブログへ移行中

「復活」果たしたITサービス業界がこの5年間で失なったもの

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20060719/243731/

 ITサービス業界から「失われたもの」の1つは,業界に対する若者からの好感度である。就職を控えた若者の間で,今やITサービス業界に対する人気が凋落し続けているのだという。
 かつて,若者がITサービス業界に抱いていた「成長業種で,勢いがある」「実力次第で,見返りがある職業」という好意的な見方は後退。最近では,「忙しい割には報われない業種」とのイメージが強まっている


 「数年前から,ITサービス業界を“ニュー3K”職場と呼ぶ声が出てきた。こんな現状に,怒りすら感じる」。こう語気を強めるのは,住商情報システムの阿部康行社長だ。3Kの意味は,「キツい,帰れない,気が休まらない」,あるいはこれらに代わって「給料が安い」「キリがない」が入るなど,諸説がある。

言いえて妙。
あとKといえば「気が狂う」も確かに他業種より多い気がする。

ITサービス業界がこの5年間で失ったものは,まだまだありそうだ。考えがまとまらなくて恐縮だが,「そもそも,顧客がITに価値を求めなくなった」という話はよく聞く。「顧客は『業務にどのように貢献するか』で,我々が提供するサービスの価値を測る姿勢を強めている。それを示せない,単なる“ITサービス”ならば,最も安くできる企業に発注するだけだ」−−。ニイウス コーの末貞会長はこう語る。

結局、馬鹿みたいな価格競争の結果、負荷が全て現場に押し付けられたということ。
高くても品質で買ってもらえるベンツみたいな仕事がしたいよ。