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2007年10月6日、少林拳の総本山「少林寺」は来年開催される北京オリンピックの特別種目「中国武術」に選手を派遣しない意向を正式に表明した。「僧侶の修行や鍛錬のため、体系的に発展してきた少林武術は言ってみれば文化遺産。点数化されるスポーツ競技にはなじまない」というのが理由だ。
河南少林寺実業発展有限公司の銭大梁(チエン・ダーリャン)社長は「少林武術とは禅と武術の融合。歴史的には他流派と競い修練してきたが、競技とは意味が異なる。少林寺ではみな修行僧の身であり、スポーツの競技種目には参加しない」と、五輪出場をきっぱり否定した。
競技としての「武術」は、もはや武術というより体操だからなあ。