Aerodynamik - 航空力学

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観覧記録 前田彩里ソロライブ 「いろいろvol.4」@TwinBox AKIHABARA


  • 20130409 前田彩里ソロライブ 「いろいろvol.4」@TwinBox AKIHABARA


ライムベリーを観るようになって、その対バン相手として「いろりん」こと前田彩里のパフォーマンスを目にした。スマイレージと同期、元ハロプロエッグ1期生、という断片的な予備知識しかなかったが、多数の対バン相手のアイドル達とは全く別世界の「安定感」に目を奪われた。底が厚めのブーツを履いて踊っていても驚くほどに下半身の体軸/重心が安定していて、なおかつ踊りながら安定した声量を保ち、音程を外すことも無く、息切れすることも無い。しっかりした教育制度のもとでトレーニングを積んだ人の「経験値」というものを久し振りに地下の距離感で目の当りにしたことはとても新鮮な衝撃だった。それは例えば鈴木愛理のように技巧的にずば抜けているとか、そういうものではない、そういう物ではないことは分かっている。ただ、地下現場には余りに似つかわしくないほどに、経験から生み出される安定したパフォーマンスに説得力があった。その子が、かつての同期スマイレージの楽曲をとても楽しそうに歌う。それはとても魅力的に見えたし、一方でとても複雑で胸の締め付けられるような気持ちにもなった。同じ様にハロプロエッグを「辞めさせられた」アップアップガールズ(仮)のメンバーが、「つんく♂の楽曲は歌いたくない」「オリジナル曲がないからハロプロ曲を歌っていて悔しかった」と「Top Yell」誌で語っているのを思い出す。しかし、前田彩里は本当にハロプロが好きなのだ、それは観ている側に十二分に伝わってくる。


年度を跨いで苦しめられていたシステム障害が解消し、定時退社の解放感に浸っていた時に、ふと前田彩里のワンマンライブの告知をメモしていたことを思い出す。この時間なら行ける、そのまま会場へ向かう。4回目のソロライブ、観客は30人程、エッグ古参であろう人達の温かい空気があった。ハロプロの歴史を知らない自分にとってもライブは楽しかった。好きな曲を歌っている、歌い続けている、聴き続けている、そういう独特の空気が、その場にはあった。



昨年10月にオープンしたTwinBox AKIHABARA、LINE 6で構築されたサウンドシステムは、ビジュアル的にもインパクトがあった。場所柄、アイドルのカラオケライブに特化したチューニングなのだろう、鳴り全体がすっきりしていて繊細な表現力があり、ヴォーカルも聴き取りやすい。その半面で、自分の求める低音やパンチが足りなさ過ぎたが、取捨選択の上でそういうものを「切り捨た」結果という感じで、悪い印象は全くない。



そのまま常連の方達の飲みに首を突っ込ませていただき、まだオリジナル曲を持たない彼女について「タイトルだけで名曲」をテーマにあれこれブレインストーミングした結果、前田彩里の初オリジナル楽曲のタイトルとして「ラブ・シンデレラ・コネクション」を提案させて頂きます。


  1. H.P.オールスターズ / All for one one for all
    • MC
  2. ℃-ute / わっきゃない(Z)
  3. スマイレージ / 好きよ、純情反抗期。
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  4. 嵐 / ONE LOVE
  5. スマイレージ / ショートカット
  6. Folder5 / Believe
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  7. 松浦亜弥 / 100回のKiss
  8. Buono! / 初恋サイダー
  9. ℃-ute / 世界一Happyな女の子
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  10. ℃-ute / 都会っ子純情
  11. 松浦亜弥 / 笑顔に涙
    • MC
    • EN
  12. スマイレージ / 夢見る15歳
  13. スマイレージ / スキちゃん