「今聴きたい!グッとくる旅立ち・応援ソング BEST20」企画。小林克也はいまだに洋楽ヒットチャートの人として耳が憶えているから、ナレーションで「ベストニジュウ!」と日本語で発音されると違和感にどきっとする。
Perfume | 曲 | これ |
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のっち | SPEED / my graduation |
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の:若い時にこの曲を聴いて、凄く大人の卒業の歌だなあって思ってたら、まだ15歳の歌だったんだなって。あの、「キス」とか、「思い出のチョーカー」とか。
あ:恥ずかしかった。大人だった。大人びて見えとったかんね、憧れだったから。もう本当に世代だもんね。
1998年、Perfumeが10歳当時のリリース。「若い時に」という言い方をこの放送内で何度も使うので新鮮な感じ。「女子高生テクノポップユニット」がもう25歳だもんなあ。
Perfume | 曲 | これ |
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あ〜ちゃん | Kiroro / Best Friend |
あ:もうこの楽曲は、出てすぐにオーディションで歌ったんだけど、もう凄い練習してる時も、 ずーっと思ってた、「Best Friend」は、かしゆかでした。思い出の曲です。
か:びっくりしました。知らなかったので、それを。
1998年、Perfumeが13歳当時のリリース。アクターズスクール広島、「ぱふゅ〜む」時代のいい話。
Perfume | 曲 | これ |
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かしゆか | レミオロメン / 3月9日 |
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か:もう、この時代の人はみんなが知っている曲で、大好きな曲で。なんか歌詞カードが待ち受けになっているのとか、みんなしてたんですよ。
の:やってた!
あ:待ち受け画面してた!やってたよねー。
の:懐かしい…
か:それ位みんなが知っている曲でした。
2004年、Perfumeが16歳当時のリリース。「ビタミンドロップ」期。
ランキングは普通に海援隊「贈る言葉」と松任谷由美「卒業写真」などが上位に。学生当時はねじ曲がってテクノやプログレばかり聴いていた自分はこれといって卒業に纏わる楽曲の思い出が無いのがこの歳になると寂しく思える。
Perfume | 曲 | これ |
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あ〜ちゃん | 松田聖子 / 卒業 |
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あ:やっぱり松田聖子さんの「卒業」…、「制服」か。間違えちゃった。若い頃にオーディションとかで歌ってたので。母の憧れは私の憧れなので。やはり、思い出しますね。今も夢を与えてくれてる、アイドルの代表といいますか。
チャート全体を振り返ってのコメント。1982年リリース。この曲は「赤いスイートピー」のカップリングなんだよなあ。凄い時代だなあ。このシングルは両面とも作曲:呉田軽穂/松任谷由実、作詞:松本隆、編曲:松任谷正隆。
「アイドルの代表」発言といえば、ブレイクしてからずっと外向けには「アイドルでもアーティストでもどちらでもいい」的なスタンス/発言を続けてきたPerfumeが、「JPN」リリース以降に再び「アイドルであること」に向き合った発言をしているのは面白いなあと思って見ている。先月のEX「Music Station スーパーアイドルスペシャル」にSMAP/嵐/AKB48/Perfumeの四組が「アイドル代表」として出演した事はとても興味深い出来事だった。少し前はももクロの新参辺りが「もはやアイドルではない、もはやアイドルの枠をを超えた」みたいな言説を大声で振りまいて迷惑がられていたけれど、Perfumeファンも数年前にそういう物を撒き散らしていたなあと思い出す。
アイドル振付師、竹中夏海先生のJPNツアーSSA公演評のシンプルで端的な表現がとても印象に残っている。
アイドルってさ 『人気者』ってことなんですよね。
ステレオタイプのアイドルソングやアイドルダンスを踊ってなきゃアイドルじゃないってことは決してないんだなと改めて思いました。
だってPerfumeすんごいアイドルだったもん。
会場全体が あのひっろいさいたまアリーナ全体が みんなPerfumeに対して愛が溢れてて あの3人に恋してて Perfumeすっごい、人気者だった。