http://sp.tower.jp/store/event/2014/05/055052415
http://natalie.mu/music/news/117432
http://tokyogirlsupdate.com/faint-star-first-performance-20140521781.html
- 20140524 Faint⋆Star ミニライブ&ポスターお渡し会@新宿タワレコ7F
あの「楽園で過ごした日々」を忘れられない人達に向けた「トマパイ残党おじさん」という揶揄的ニュアンスのある言葉は、失楽園の後に生き続けなければならない悲しさと思い出ばかり引き摺る男の情けなさ、そんなものよりも、あの素晴らしい「PS2U」の音、elevenの空気を思い出させてくれるから割と嫌いではない。ポップソング史に大きく名を残すであろう稀代の名盤を残した元Tomato n'PineのHINA、そしてYURIAによるユニット「Faint⋆Star」のお披露目ライブ。ユニット始動の報は2012/12/29のトマパイ散開ライブ「POP SONG 4EVER」*1 から丁度一年後で、そこからファンの前での初ステージまで半年。多分お披露目のこの場所、この24日という日付も、散開前最後のインストアライブ、2012年のクリスマスイブのタワレコ新宿店*2 を意識したものなのだろう。そういう事に徹底して拘りそうな雰囲気。
明らかに記録用のカメラとは異なる馬鹿でかい放送用の業務カメラやガンマイクの撮影部隊がいる。スタッフによると「映像公開は半年先になります、ああこういうことだったのか的な」との事だったが、カメラには「Nikkei Video Bank」のステッカーが貼ってある。日経/テレ東だとすると、恐らくWBSの企業紹介か音楽業界特集でアイドルビジネスがイベント中心に、という感じの素材映像になるのだろうか。
シンプルでちょっとモードなモノトーン衣装、ポージング/ヴォーギング中心のバニビ的コレオグラフ、agehaspringsのトマパイワークスを引き継ぐ渋谷系フォーク/ソフトロック、この日初公開された3つ目の新曲「koboreteshimattamizunoyouni」(現場で「零れてしまった水のように」と聞いて、後にこの表記を知った時の衝撃たるや)はディープテックハウスに少し今っぽいトランス音色(非EDM)、何処までも洒落たユニット。ユニット名に入る小さい星にUnicodeを使って、それが使えない環境では「★」「*」など表記揺れが多数発生していて、システム屋的には認めがたいけれど、まあお洒落というものはそもそも合理的とは程遠い。
HINAさんはあまり変わっていない、でも髪を明るく染めた大人っぽさ。YURIAさんはステージが初めてと言って緊張していたけれど、直ぐに表情豊かにカジュアル感を出していて、多分モデル仕事をこなしてきた人なのだろう。ポージングが一々かっちりとセクシーに決まるあたりも本職モデルっぽい。珍しく玉井健二が現場にいる辺りで期待度を推し計る。トマパイ同様夏の強すぎる日差しが似合わないユニット、しかし既にTIFへの出演が決まっている。
Faint⋆Star 1st Official Music Video (Full ver.)
Faint⋆Star 2nd Official Music Video (Preview)
- Sleeping In Your Car
- レ・ミ・ラ
- koboreteshimattamizunoyouni