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少林寺伝来の医術をネットで公開

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/323144

少林寺の歴代高僧により1500年かけて培われてきた「少林薬局」の医術・養生の秘法が、インターネット上で全世界に向けて公開された。


13世紀初頭(1217年、1220年の両説がある)に、当時の少林寺住職・志隆禅師が創設した「少林薬局」は、「中国仏教医学の祖」と呼ばれる。当初100余りの治療法から始まった「少林薬局」は、歴代医僧の経験と収集を経て、中華民国時代(1912〜1949年)までに計100万字に及ぶ医学関連書、約1千件に上る処方が蓄積されている。


このうちケガの治療法は、長年にわたる少林寺拳法の修行・試合の治療経験から生まれたもので、効能は絶大とされる。また、養生法は医僧の「内功(体内の諸器官を鍛錬する武術)」修行の中で培われたもので、これまでに多くの人々を救ってきたという。


「少林薬局」のURLは、http://www.shaolin.org.cn/html/html/wu/menu5.htm

うちの流派にも独自の医療法が伝えられているらしい。こういったいわゆる秘伝とされるものが公開されるのは珍しいんじゃないかな。
特に、文化大革命のときには、伝統文化は全て悪しきものとして多くの武術家が抹殺され、こういう貴重な知識や資料もかなり失われてしまったから、とても貴重な財産だと思う。


それにしても、「長年にわたる少林寺拳法の修行・試合」ってなんだよ。
はてなキーワードを見ても分かるだろうけど、少林寺に古来より伝わってるのは「少林拳」で、それとは全く別物で日本オリジナルで勝手にやってるのが「少林寺拳法」なんですよと。一緒にすんなよと。