http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20050122i205.htm
米議会筋は21日、部品の消耗などで存続が危ぶまれるハッブル宇宙望遠鏡の延命措置を講じる飛行計画が、2006会計年度(2005年10月―2006年9月)の予算案から外され、廃棄される見通しになったことを明らかにした。
来月7日の予算教書の議会送付に合わせて、米航空宇宙局(NASA)が方針を発表する。
議会筋や関係者によると、延命措置の代わりに、ハッブルを安全に太平洋上に落下させるため、制御用噴射装置を取り付ける飛行任務の関連予算が盛り込まれる。延命措置とは異なり緊急性がなく、改修ロボットを搭載したロケットの打ち上げなどに比べ、予算も抑えられるという。
ハッブルの延命については、「シャトルによる有人飛行で改修し、存続させるべきだ」との意見が議会や専門家から出されていた。
当初、延命に消極的だったNASAも方針を変更。通常より遠い軌道への飛行となり乗組員の安全が確保できないシャトル飛行の代わりに、ロボットを使用した無人改修を計画していたが、この代案もコストがかかるとして見直された模様だ。
あまりにも悲しすぎる
戦争に使う金があったら・・・