Aerodynamik - 航空力学

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中部国際空港が開港・3大空港時代がスタート

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20050217AT1D1605U16022005.html

 成田、関西国際空港に次ぐ3番目の大型国際空港となる中部国際空港(愛知県常滑市)が17日午前零時に開港した。海外25、国内24都市を結ぶ「乗り継ぎ空港」として地方都市から海外に向かう旅客の需要などを取り込む。本格的な国際空港の開港は1994年の関空以来約11年ぶりで、日本の3大空港時代がスタートした。


 中部空港は2000年8月の着工で3500メートルの滑走路を備える24時間空港。民間企業が5割を出資する空港会社が建設・運営し、コスト削減などで事業費を約6400億円と当初計画から約1200億円圧縮することに成功。成田や関空より安い着陸料を実現した。


 中部空港に就航する国際線は名古屋空港(同県豊山町)の約1.5倍の週294便、国内線は週658便。3月に開幕する愛知万博愛・地球博)の観光客を迎える玄関口にもなる。名古屋空港は国際線がすべて中部空港に移り、小型機中心の愛知県営空港として再出発する。

ついに来たよこの日が。
日本の物流は間違いなく変わるね。そしてますます関空の存在が薄くなりそうな悪寒



当初は丸屋根の予定が、トヨタ出身の社長の「誰が屋根なんて見るんだ?」の一言で平らな屋根に変更。そんなことが積み重なって、事業費は当初予定より1000億円も削減できた。さすが堅実経営の名古屋といわれるだけあるな。



惜しむらくはこれと同期してるはずの万博プロジェクトの寒いこと寒いこと・・・



華やかに就航セレモニー 開港の中部国際空港
http://www.sankei.co.jp/news/050217/kei027.htm

 世界の25都市、国内24都市と結び、国内3番目の国際空港として17日開港した中部国際空港では、早朝から就航便が次々と発着し、国際線や国内線のゲートでは、華やかな就航セレモニーが相次いで開かれた。
 旅客ターミナルビルは午前5時20分にオープン。開門前から待っていた数十人の乗客らが足早に真新しいビル内に入っていった。
 午前6時から同ビル3階の出発ロビー中央で開かれた開港式では、空港会社の平野幸久社長が「中部国際空港の開港を宣言します」と緊張した表情で声を上げ、武田洋樹空港長らとテープカット。約1万人が働く「空港都市」が誕生した。


 長さ3500メートルの滑走路には、同6時44分、サイパンからの日本航空チャーター便が開港第一便として着陸。一番機を見ようと展望デッキに出た約300人から拍手がわいた。
 同7時33分には、出発初便となる全日本空輸の福岡行きが定刻よりやや遅れて離陸。直前の出発セレモニーには、中部空港のマスコット「なぞの旅人フー」も登場し、平野社長や全日空大橋洋治社長らが鏡開きをして門出を祝った。


 定期便の大半が移転した名古屋空港からの引っ越しは17日午前6時までに終了。約400台の特殊車両が陸路で運ばれ、26機の旅客機が空輸された。