http://japan.internet.com/webtech/20051226/12.html
IBM が、今月23日をもって正式に『OS/2』の出荷を終了した。ただし標準サポートについては2006年いっぱいまで継続する。
OS/2 とは、IBM の『PS/2』システム用 OS として、1985年に IBM と Microsoft が共同開発を発表した製品だ。両社の関係は1990年まで続いたが、Microsoft が『Windows』の開発に注力するため OS/2 開発から離れ、以後 IBM が単独で開発を進めた。1994年のバージョン3で初めて製品名を『OS/2 Warp』とし、クライアントシステム用 OS として積極的に宣伝を行なっていたが、バージョン4をリリースした1996年をもって、クライアントシステム用 OS の覇権争いから撤退した。
しかしその後 IBM は、Eビジネス向けサーバー OS 『OS/2 Warp Server』としてリリースを重ね、クライアントシステム用にもバージョン4をベースに、小規模なリリースを行なってきた。なお OS/2 の終了については、今年7月に発表済みだ。
結局お目にかかることは無かったな