Aerodynamik - 航空力学

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あと2m…最古の氷採取へ、南極観測隊が最後の挑戦

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060123-00000506-yom-soci

 最古の氷の採取を目指す第47次南極地域観測隊の氷床掘削作業が、深さ3028メートルを突破した。
 掘削期限の23日深夜(日本時間24日未明)にかけ、あと2メートルの岩盤到達に向け最後の挑戦を行う。


 観測隊は2003年12月から、標高3810メートルのドームふじ基地でドリルによる掘削を開始。南極の夏にあたる2か月間、直径9・4センチ、1回ごとの長さ3・8メートルの棒状の氷を切り出し続けた。採取した最深部の氷は100万年前のものである可能性が高い。氷は4月中旬、南極観測船「しらせ」で日本に到着。研究グループが氷に閉じこめられた火山灰や気泡を分析、太古の地球環境に迫る。
 南極では、1998年にロシアチームが深さ3623メートルの42万年前の氷を、欧州チームが2004年に深さ3270メートルの80万年前の氷を採取している。氷の年代は掘削場所の条件によって変わり、おわん形の氷床の頂上にあるドームふじ基地の直下深さ3030メートルの岩盤付近に最古の氷が残っていると考えられていた。

ドラマチックな話だ