随分と寝過ごし、予定より到着が遅れたものの、無事最前列を確保。ステージには電子ピアノと譜面台。この人の演奏は運指まで堪能したいので、譜面台が手を隠さない舞台横にポジション取り。
また少し髪を短くしたコトリンゴ。左の髪だけ耳にかけ、そこにはいつものように大きめの素敵なピアスが揺れている。
- 渚 (スピッツ)
- Video Killed The Radio Star (The Buggles)
- Let Down (Radiohead)
- Downtown (Petula Clark)
- falalafala
- to stanford
セットリストは、カバーアルバムを二枚出したので、それをメインに。最後に時間に余裕があったのか、その場で観客に「もう1曲、何がいいですか・・・?」という展開に。あれもこれもと迷っている間に、後ろの方から「to stanford」という声が。「静かな曲だけど・・・」と、最後にしっとりと締め。
一発で空気を変える饒舌なピアノと真綿の様に優しくソフトでありながら心地よい硬さの芯がある不思議な声。「癒し」とか簡単な表現にまとめたくないけれど、まあ会社帰りの電車の中でこの人の音楽に救われている日はとても多いです。