Aerodynamik - 航空力学

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観覧記録 Dorothy Little Happy 1stメジャーシングル「HAPPY DAYS!」リリイベ@新宿タワレコ




7Fレジ前一等地に作られた、Perfumeきゃりーぱみゅぱみゅよりも大きい特設コーナー。嶺脇社長の一存だろうか。


  • 120116 Dorothy Little Happy ミニライブ&握手会@新宿タワレコ7F


2011年は、「アイドル戦国時代」というバズワードに相応しく、大躍進を遂げたももいろクローバーZなどのメジャーアイドルだけでなく、ローカルアイドルにも注目が集まった年だった。ももクロのブレイクと同時にさっさと見切りをつけたももクロ最初期の現場に集っているようなアイドルアーリーアダプター達が、昨年頭に挙って評価していたのは、福岡の「LinQ」と、仙台の「Dorothy Little Happy」。東京からわざわざ遠征までして現場を見に行ったオタの興奮した語り口調を見ると、一度は観ておきたいという気持ちにもなるが、なかなか都内での公演には都合が合わず、Dorothy Little Happyも今回が初見となった。




DLHと同じく、仙台のタレント事務所Step One所属のB♭から、コウメとユウカの中学生二人が出てきて前説をする。客は配られた整理券だけでも200を超えている状態で、レジ前通路を塞ぐほどの人出は、まさにアイドルバブル。とは言え、TOKYO IDOL FESTIVAL 2011で一番注目を集めたグループ、期待も高くて当然か。ジャケットのアートワークも東京女子流を手掛けるデザイナーに変わり、田舎臭さが抜けてシンプルになった「デモサヨナラ2012」のジャケのように、真っ白なワンピースに身を包み、皆可愛らしいヘッドアクセを付けた5人がステージへ。


これまでのファンが支持する坂本サトルの手掛ける楽曲は、どれもセンスはいいが、自分の好みに対してはやや上品というかオーソドックス過ぎるきらいがあって、DLHはCDも揃えてみたものの、あまり聴きこむことは無かった。今回は作者が坂本サトルからツキダタダシに変わっていて、ファンの賛否両論を呼んでいるようだ。ツキダタダシももクロの「オレンジノート」「コノウタ」の作者でもあり、こちらもももクロファンには人気が高いが、どちらにしてもあまり自分の好みではないので、結局楽曲だけではDLHには嵌り込めないのかなあとも思う。


楽曲はさておき、DLHのパフォーマンスは、非常に声量があり、はっきりと前に出て伸びる歌、意外に激しいダンス。小ざっぱりしたCDでの歌唱とはかなりイメージが異なり、かなり強いインパクトがあった。最近モーニング娘。に第10期メンバーとして加入した、ガツガツとした激しいダンスを自らの特技と謳う石田亜佑美も、加入前までDLHのバックダンサーだったし、東京女子流新井ひとみもStep One出身だ。相当タフに鍛えられてきているのだろうし、それゆえのローカルアイドルの中でも突出しての期待度なのだろう。この五人のパフォーマンスには、新宿タワレコのイベントステージは狭すぎるように感じた。もう少し大きくて見やすい会場で、もう一度観てみたいと思った。


オタもワンマンライブかと思うほどの騒ぎようで、現場の空気はとても楽しいものだった。一番の人気曲「デモサヨナラ」では、「好きよ 好きよ」という歌詞に、オタが「俺もー!」と返す、とても気持ちの悪いコール&レスポンスがあるのだが、これが大音声で何度も繰り返される様は、とてもインストアイベントの様相ではなかった。いつ聞いてもこの「俺もー!」は気持ち悪くて仕方がないのだが、公式に「オレモー!」とプリントされたタオルが販売されていたり(当然タオルを掲げて「オレモー!」と叫ぶのだ)と、演者側もこのやり取りを楽しんでいるようだ。この「俺もー!」コールは使い勝手がいいのか、Fairiesの現場でも、「Song for You」のサビの「I Love You, I Love You」に「オレモー!」タオルを掲げてレスポンスをするのが定着しつつあるようだ。気持ち悪い気持ち悪い。


一応CDを買ったので握手もしてみたが、大盛況のため、3秒で流される。秋元瑠海という人が、コトリンゴにどことなく似ていると思った。



  1. デモサヨナラ
  2. never stop again !!
  3. HAPPY DAYS!
  4. 未来へ


デモサヨナラ2012

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