観覧記録ライムベリー／CAMOUFLAGE／nanoCUNE「初期衝動EX Vol.4」＠目黒鹿鳴館

20140511 「初期衝動EX Vol.4」＠目黒鹿鳴館
- 妄想キャリブレーション
- CAMOUFLAGE
- RHYMEBERRY
- nanoCUNE

目黒鹿鳴館のスピーカー、絵面的にヤバかったTurbosound TMS-4からモダンでフラットなJBLにリニューアル。しかし箱の大きさの適正以上の音を出そうとするスタイルはスピーカーが変わっても変化することは無かった。一組持ち時間40分、この位あると対バンイベントでも充実感がある。

CAMOUFLAGE

http://ameblo.jp/camouflage10-05/entry-11847785178.html

名古屋のメイドカフェ店員を起点とするユニット。楽屋でも他のユニットから可愛いと人気で、でも写真を一緒に撮ってほしいと言われるのはやっぱりたかしょー、やっぱりおっぱいかよ、そうメンバー自身がMCで言っているところでようやく理解した。ああ上手袖ぎりぎりでギターを弾いている人は高崎聖子か。2014年最注目グラビアアイドルの暴力的なほどの肉体美が記憶にあっても、相貌失認なので目の前の人を認識できない。そんな人間が可愛い子たちが歌って踊るアイドルシーンを観ていて楽しいのかという妙な葛藤はあって、普通のアイドルオタの人達はどれだけ美しい世界を見ているのだろうかと想像したりもする。それと同時にいつかアリス十番も観ておくべきだなあとも思う。

それはともかくレスポールをざくざく弾く高崎聖子が画として凄く面白い。巧いとか下手とかそういう所でなく、他のメンバーが歌って踊るその横で上手スピーカーに隠れながらざくざく弾いている異様さ。高橋みなみの赤いムスタングや前田敦子のシルバーのグレッチはよく似合っていた、或いはゆるめるモ！あのさんのメンバーカラーと同じ水色ギブソンSGのように可愛らしい色でもなく、色気の無いエピフォンの真っ黒なレスポール、それをざくざく弾く。迷彩柄をやめて可愛らしいピンクのミニスカートのアイドル衣装と、がっちりとしたボディラインと、あの真っ黒なレスポールの組み合わせの異様さ、ガールズバンドにも他のアイドルユニットにもいない不思議な存在。

空夢見頃
Back to the summer
恋の時限爆弾
ぬくもり
リアルキニナルガール
DELA-E-NAGOYA
片思いWARS

CAMOUFLAGE「リアルキニナルガール」

ライムベリー

http://ameblo.jp/sakurai-miri/entry-11847719742.html
http://ameblo.jp/nobuokahikaru/entry-11848646591.html

再スタートしたライムベリー、「IN THE HOUSE」の既にクラシックな貫禄感。「母の日だからお母さんに感謝しましょう」みたいなことを言われてあの場にいた人達がどきっとした瞬間の空気。チームしゃちほこが吉田哲人（世代的にFANTASTIC EXPLOSIONの「チョコレート」の人）が手掛けたアシッドハウス曲「いいくらし」についてNHK「MJ」出演時に「おとうさんとおかあさんがイイカンジだった頃の90年代の曲」とコメントしていて震えが来たけれど、この日ライムベリーを観に来たという20歳の青年とフロアで出会って、お母様がBOSE好きで生まれた時からスチャダラのCDに囲まれて育ったというエリートなエピソードには同じように震えた。「雨の日比谷から数えて何年」…