Aerodynamik - 航空力学

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観覧記録 GALETTe*「She is WANNABE!」リリース記念予約会 第1部 ミニライブ@新宿タワレコ

http://tower.jp/store/event/2014/10/055101312


  • 20141013 GALETTe*「She is WANNABE!」リリース記念予約会 第1部 ミニライブ

新曲は4曲、そのうち3曲のカップリングを別盤にし、それぞれにカップリング違いにはタイトル曲MVのDVD付きと無しで全6種リリース。こういったえげつないリリース形態も、今ではそれほど珍しくなくなってしまったのが恐ろしい。そこまでして何故日本人はCDを買うのか。そりゃ普通の人はもうCDなんて買わなくなるはずだ。オリコンチャートが文字通りの「売り上げ枚数チャート」でしかなくなったにも拘らず、メディアが指標にするのも相変わらずオリコンチャートというのはメディアの怠慢でしかない。iTMSでアイドルシングルを見てみると人気曲がカップリング違い曲ばかりなのは流石に悲しくなる。リミックス曲も含めて楽曲全部入りの代わりに楽しいDVD映像が付いていない形態があった頃の東京女子流を懐かしんでも仕方がない。


こんな事を言い出すのも、今回のGALETTe新曲群は4曲全部が松井寛の教えを受けた筑田浩志によるディスコファンク固め、ようやく彼女達のグループとしての個性がここにあるという事を見極め腹を据えた結果、4曲とも泥臭いディスコファンクの名曲揃いに仕上がっているからだ。「She is WANNABE!」が℃-uteだったら、「ナチュラルスウィートな空気」がEspeciaだったら、「ドレスコードはG.L.T.」がJuice=Juiceだったら、そし「BEAUTIFUL LOVE WORLD」がBerryz工房だったら、評価は遥かに違っていたはず。まずは聴いてもらえなければ評価されないし、少ないファンの中で複数枚を積み上げてチャートにそれなりの結果を残さなければメディアも取り上げない。しかし最近はデイリーもウィークリーでも殆ど動員の無いインディーズユニットが予約会で積み上げた数字を叩きこんでくるので、最早その結果にメディアすら反応しなくなり、そしてメディアが取り上げるインディーズアイドルは「仮面女子」だけになっていく。パターンの多さにドン引きする前に、とりあえずペシスタには「ナチュラルスウィートな空気」を収録したタイプA盤を聴いてほしい。


そんな状況はさて置き、GALETTeの新譜の帯に並ぶ「ディスコ風アイドルファンクの頂点」「現在アイドル業界の中でも最も勢いがある」「GALETTeの真骨頂」「勢いそのままに盤石な布陣」「より攻撃的な楽曲」という言葉達、この言い切り感が福岡サグシティー。ディスコミューズの四島さんと古森さんがテレ東深夜で鍛えた芸人ばりのトーク回しをするも、ののこと保坂朱乃はステージでニコニコしているだけ、保坂は聞いていて笑うだけ、ののこはそもそも人の話を聞いていない。そして踊りまくるブラス、跳ねまくるベースアンドドラムス、肉食系というよりももはや動物的な感性でロングヘアーを振り乱し踊ること歌うののこ。




ののこが書いたレギュレーション表に「1分30秋」とあってそれは割と深刻。





GALETTe 4th.Single「She is WANNABE」30sec version




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