Aerodynamik - 航空力学

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観覧記録 東京女子流 TGS Discography in October 4th Album「Killing Me Softly」@赤坂BLITZ

http://tokyogirlsstyle.jp/live/detail.php?id=1016221
http://ameblo.jp/hitomi-tokyogirlsstyle/entry-11939131987.html
http://ameblo.jp/mei-tokyogirlsstyle/entry-11939141470.html
http://ameblo.jp/miyu-tokyogirlsstyle/entry-11938703389.html
http://ameblo.jp/yuri-tokyogirlsstyle/entry-11939109810.html
http://ameblo.jp/ayano-tokyogirlsstyle/entry-11938717652.html
http://natalie.mu/music/news/128579



アルバム再現ライブ最終回は遂に最新アルバム「Killing Me Softly」へ。つまりこれが今の女子流だ。ライブの流れではなくアルバムの世界観をそのまま見せるこの一連の試みは、最初に最新シングル曲、最後に「AHBP」を持ってくるだけのライブとは違って、その楽曲の聴き方聴こえ方に多くの発見があった。残すはラストの松井編曲外の通称「通番外」回。


タイ現地の男性アイドルRit The Star/東京女子流桃知みなみ という謎の面子で行われたバンコクでのファミリーマート主催イベントの翌日、そして天候は台風。体調的に相当ハードな状況で気力体力ともに持つのかという心配もありつつ、今回は完全初披露楽曲も無く、その緊張は夜公演初披露の新曲に持ち越し。


このシリーズのもう一つの楽しみであるレア衣装、今回は「運命」MVのカラフルな方の衣装。スカートの裾が大きく斜めになったアシンメトリのワンピース、勿論その撮影用でライブパフォーマンスを前提としていないタイトでドレッシーな衣装はステージ初披露、その衣装の中でもビスチェタイプの中江さんの中江さんが強烈なオーラを放っている。全編男が映っている珍しいMVでも一際挑発的に女の顔を見せた中江さん。仮タイトルがそのまま「My Prerogative」、Teddy Riley/ニュージャックスウィングど真ん中という、等身大と呼ぶには余りに大人びた最高のトラック。初めて自分の目で見るその衣装でのステージ、ディスコティークでありつつもレイドバック、下世話さを微塵も寄せ付けない気品と優雅さすら漂うこのアルバム。貴重な体験だ。


Bobby Brown - My Prerogative


Britney Spears - My Prerogative




厭世観に満ちた「Killing Me Softly」、土方アレンジのギターイントロが余りにも強烈な印象を残す「pain」、そして「運命」と立て続けに過剰に大人びたトラックが続く。東京女子流は「子供が大人びた曲を背伸びして歌う」というそれだけでも一つの大きな個性を持っていたが、メンバーが成長し山邊も「ひよこ」が似合わない18歳ともなれば実年齢と楽曲の相対的な年齢差は小さくなっていく。この個性の喪失を次にどう転換するか、それは都度運営側が課題として語ってきた事だ。この一年間、その意図は、フロアよりのリミックス「Royal Mirrorball Mix」楽曲のみという挑戦的な4thツアー、TGS Discographyでの過去の確認清算、ハードボイルドナイトシリーズでのイメージ転換、という形で提示されてきた。そして今年の試みは最終的に年末恒例のコンサート(今回は武道館ではなく渋公になったが)に付けられたタイトル、昼公演「カワイイ満載見納めPARTY」と夜公演「STEP UP TO THE NEXT STAGE」という非常に分かり易い所に収束する予定だ。Perfumeの様に過去のポップでディスコティックな名曲たちを暫く封印してしまうのであればそれは惜しい事だが、どんなユニットでも外に広がっていく時期にそういう試みを通過することになる。それの吉凶など自分に分かりはしない、ただ「Get The Star / Last Forever」のような方向にさえ行かなければいいと思うけれど、これだって「外」の人達には非常に分かり易い曲のはずだ。


「これまでは自分達が背伸びをして歌ってきたけれど、4thアルバムは自分達の等身大に近い曲調だったりが多いから…」と途中まで話すもその先が出てこない庄司さん、「オチはありません」と放棄してしまう。「トークにオチがない」ことを常々悩む女子流、最後は山邊に何とかしろと放り投げてしまうことも多いが、そこを何とかして繋ぐ山邊、「成長して歌詞も理解できるようになって、過去の背伸びした曲達も段々自分達に近づいてきました」。これで拍手が起きるのだからアスタライトは優しい。


アルバムの中盤からはその等身大な楽曲達「Partition Love」「ちいさな奇跡」、そして飛び切り可愛らしい「恋愛エチュード」、シティポップスのように軽やかな名曲「ずっと 忘れない。」。「十字架」は大袈裟なアレンジのホラー映画サントラバージョンでなく、渋めに作り直したアルバムバージョンがここで初めて披露となった。アンコールはこれまでの3回が「恋愛エチュード」、これがライブ本編に入ったので、代わりに披露されたのが傘を持っての「チム・チム・チェリー」。「ディズニー・ロックス」アイドル/声優/ガールズバンド編で一際浮いていた、土方bonsai.バンド編曲の尋常でなく激渋なJeff Beckスタイルのこれをやるとは。そういえばこれもTGS通番曲なのだった。

  1. TGS00 Intro - Killing Me Softly
  2. TGS35 pain
  3. TGS33 運命
  4. TGS32 Partition Love
  5. TGS37 ちいさな奇跡
  6. TGS40 恋愛エチュード
  7. TGS36 ずっと 忘れない。
  8. TGS39 十字架
  9. TGS34 Mine - Outro
    • EN
  10. TGS38 チム・チム・チェリー
  11. TGS05 ヒマワリと星屑 -English Version-

東京女子流「Killing Me Softly」MV


東京女子流 / 運命 -MV Short ver. + 30secSPOT-


東京女子流 / 「Partition Love」MV(Short Ver.)+SPOT


東京女子流 / 「ちいさな奇跡」MV(Short Ver.)+SPOT


東京女子流 / 16th Single「十字架 〜映画「学校の怪談 -呪いの言霊-」Ver.〜」MV+SPOT


東京女子流 CLIP 20140207 チム・チム・チェリー


チム・チム・チェリー(メリーポピンズ)




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