Aerodynamik - 航空力学

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観覧記録 東京女子流 HARDBOILED NIGHT 第2夜「The Big Sleep 大いなる眠り」@赤坂BLITZ

http://tokyogirlsstyle.jp/live/detail.php?id=1017190
http://natalie.mu/music/news/123312


ASIN:4150704643:detail


ハードボイルドムービーとライブが交錯するコンセプチャルなシリーズ2回目。まだ2回目だというのにムービーが最終回並みの急展開、毎回「えっえっえっ今の何だ」というテンションでライブに入るので、音と映像の集中力の切り替えを追いつかせるのに必死。バランス的にムービー盛り過ぎ、非常に短期間で制作されているような現場の奮闘ぶりを見ると、新井さんの台詞回しと情報量を考えてもあと3回をどう回すのか色々ときつそうな感があるが、前回の反応を見ながらコントロールするようなスピード感で動いているようだし、単発ライブにここまで気合を入れるというのは本当に大変な事だろう。


ボディーガード中江、初のアクションシーン。そして散々腕っぷしで煽ってくるマフィアを結局コルトM1911でいなすあれは「レイダース/失われたアーク」だ、一番盛り上がったあのシーン、ああいう笑いを差し込んでくるところがにくい。その中江さんの頭に山邊が1911を突き付けて「映画みたいに3つ数えようか?」と死のカウント。酒場の歌姫であった小西さんは1年前に庄司さんと入れ替わり、当時の常連も消息不明、歌姫も客も含めて入れ替わったという、ぎりぎりな虚構と現実のライン。


今回の新曲「existence」もUNIVERSOUL与田春生プロデュース/松井寛編曲で、島野聡作曲、となるとMISIA「つつみ込むように…」だと聞いて、そう言われればそうだと思いだす。黒須チヒロといい、何だかんだとその辺りの人脈なのだなあ。女子流の作曲陣は殆どavex内の作家にばらけていて、複数曲を手掛けて目立つのは林田健司佐川紘樹くらいか、最後は全部松井カラーになるのであまり気にしなくなっていた。今回のアナログシリーズはリミキサーのセレクトを相当遊んでいる感じで、Breakbotを引用したいい感じの浮かれドリーミーディスコを展開するペシスタ御用達PellyColoからトラップ/ジャージークラブの方に流れていく。基本的に通勤電車内が音楽を聴くタイミングなので、淡々としたミニマルダブばかりでベースミュージック自体聴かなくなっていく、放っておくと耳がどんどん古くなる、ちょっとこの辺りの音を漁ってみよう。

  1. Count Three
    • movie 2
  2. ディスコード
    • movie 2
  3. existance
    • movie 2
  4. Bad Flower
    • movie 2
  5. 眩暈 -TGS Ver.-
  6. pain
    • movie 2
  7. GAME
  8. Killing Me Softly
  9. Regret.
    • movie 3 予告
  10. existance
  11. Liar


東京女子流 / 赤坂BLITZ HARDBOILED NIGHT 第2夜「The Big Sleep 大いなる眠り」告知映像


Breakbot - Fantasy feat. Ruckazoid




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