ハッブル望遠鏡、ロボットで修理へ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040812i314.htm
米航空宇宙局(NASA)は11日、スペースシャトルによる改修の中止で存続が危ぶまれているハッブル宇宙望遠鏡(高度600キロ)について、カナダ製の2本腕のロボットを送って改修させる計画を明らかにした。
ロボットはカナダ宇宙局が国際宇宙ステーションの保守管理用に開発したもので、人の上半身に似た構造を持ち、腕の長さは約3・5メートル。同局は来年の打ち上げを計画している。
NASAは今年1月、「国際宇宙ステーションより遠方にあるハッブルへの飛行は安全が保証できない」として、スペースシャトルを使ったハッブルの保守管理計画の中止を発表。老朽化のため、2007年ごろ使用不能となる恐れが強まり、連邦議会や全米科学アカデミーなどが猛反発、補修を求めていた。
ハッブルは人類の宝だよ
大切に使おう