東京駅八重洲口に超高層ツインタワー建設へ　０７年完成

http://www.asahi.com/business/update/0911/001.html
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040910AT1D1803P10092004.html

ＪＲ東京駅八重洲口で１０日、再開発が着工された。ＪＲ東日本と三井不動産など５社が事業開発の主体となって超高層のツインタワーを建設する。現在、鉄道会館ビルに入居している大丸東京店が移転するほか、オフィスビルとして活用する。ツインタワーは０７年、歩行者デッキを含めたすべての事業は１１年に完成する見通しだ。

　八重洲口再開発の総事業費は１３００億円で、ＪＲ東日本は「汐留、品川に続く駅前再開発の大規模プロジェクト」（大塚陸毅社長）と位置づけている。完成後は１日１５万人の利用を見込んでいる。

　ツインタワーは地上４２階建てと４３階建て。高さはいずれも２００メートルで、２棟合わせた延べ床面積は３５万６７１１平方メートル。企業のオフィスが大半を占める。大丸は北側のビルに入り、現在の１．４倍に相当する約４万５０００平方メートルの売り場面積を有する。
　ツインタワーはガラス建築で著名なヘルムート・ヤーン氏が設計した。丸の内側の重厚な雰囲気とは対照的に、全面ガラス張りの超高層ビルとすることで先進性を表現した。２棟は大屋根に覆われた歩行者デッキ（２４０メートル）で結ばれる。