Aerodynamik - 航空力学

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「万里の長城は宇宙から見えません」中国科学院が結論

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000313-yom-int

 「宇宙から見ることができる建造物」とされる中国の「万里の長城」について、中国科学院はこのほど、「肉眼では見えない」との最終結論を出した。


 8日の新華社電などによると、中国の科学者は、幅約10メートルの長城が肉眼で見えるのは、一般人で高度約36キロ、視力の優れた飛行士でも約62キロまでとし、「宇宙空間にはほど遠い」と指摘。また、金属建造物でない長城の光の反射には限度があり、「(宇宙船の)上昇か降下時に、長城が飛行士の目に入ることはあり得るが、ごく一瞬で、はっきり見るのは不可能」などとしている。
 中国では、昨年10月に初の打ち上げに成功した有人宇宙飛行船「神舟五号」の楊利偉飛行士が、帰還後に「宇宙から長城は見えなかった」と発言。また中国の科学者らは、欧州の宇宙機関が今年5月、「宇宙から見た万里の長城」として発表した衛星写真について、「検証の結果、実際は山の谷間に過ぎない」と否定していた。


 中国の小学校国語教科書は、宇宙から肉眼で見える建築物として、長城とオランダの大堤防を挙げているが、中国教育省はすでに教科書の記述を修正する意向を示している。

国の誇りとして学校で教えてたのになあ
残念