http://web.archive.org/web/20021114132234/www.asahi.com/national/update/1112/021.html
全日本空輸や日本航空が機体の整備を委託している中国の工場で、人為的とみられる電気配線の切断や警報装置の紛失が発覚し、国土交通省が同工場に対し、臨時の安全性確認検査を行っていたことが12日、わかった。同省は、全日空と日航に対し、同工場で整備を行った機体の安全を再確認するとともに、今後、受け取り時の検査を徹底するよう指示した。
トラブルがあったのは、中国・アモイ市のTAECO社。整備改造の事業場として、国交省をはじめ米国などの航空当局の認定を受けており、日本では全日空と日航が年間計10機前後の整備を委託している。
国交省などによると、10月中旬、全日空が整備を委託したボーイング747型(ジャンボ)機で、発電機制御系統の電気配線が切断されているのが、エンジン試運転のチェックで発覚した。その後の検査で、客室のトイレから客室乗務員に連絡するための電気配線でも切断が見つかった。また、整備のため取りはずした地上接近警報装置のコンピューターが紛失していたこともわかった。
少し前のニュースだが。
最近続く旅客機のの整備不良事故の原因はまさか・・・