Aerodynamik - 航空力学

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住基ネット訴訟、名古屋地裁は住民側の請求棄却

http://www.sankei.co.jp/news/050531/sha069.htm

 全国の約450人が住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)は違憲として離脱を求めた「住基ネット差し止め訴訟」のうち、愛知県の住民13人が本人確認情報の削除や国と県に1人当たり計22万円の慰謝料などを求めた訴訟の判決で名古屋地裁の西尾進裁判長は31日、原告の請求を棄却した。
 西尾裁判長は判決理由で「住民基本台帳の本人確認情報は以前から誰でも閲覧可能で、秘匿の必要性が必ずしも高くない」と述べた。

昨日、金沢では違憲判決が出たばかり。


住基ネット訴訟 個人情報削除を命令 金沢地裁
http://www.sankei.co.jp/news/050530/evening/31iti002.htm

住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)はプライバシーの権利などを侵害し憲法に違反するとして、石川県の市民団体メンバー二十八人が国や県などを相手に、個人情報の削除や損害賠償を求めた訴訟の判決が三十日、金沢地裁であった。井戸謙一裁判長は「住基ネットが住民のプライバシーを犠牲にしてまで達成すべき高度の必要性は認められない」として、メンバーの個人情報の国への提供禁止と削除を県に命じた。

さてどうしたもんかね
ただ、人的要素まで含めて完璧な情報漏洩の防止は、システム的には絶対実現できないとは思いますが