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三菱東京UFJがちょっとつまずいている。
まあ、みずほの時と比べれば大したことはないのだが、担当チームが自分の部署とそう遠くないところなので、いろいろと話を聞いてはガクブルしている。

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自分の担当するシステムは、システム的には枯れてるのだが、
金融業界的には最先端の金融工学に近いところにいるので、放っておくとどんどん自分の業務スキルが劣化する。
用語も英語ばかりで、たまに資料も英文で作る羽目になる。
Google先生に聞いても分からないような単語が次々と現れてくる。

物作りとしてのシステム開発が好きなのだが、日々進化し続ける金融工学に必死に食い下がる日々は楽しいとは思えない。
しかし、ある程度のレベルまでついて行かないと、クライアントと話ができない。
システムを作るには、クライアントの業務を、そのクライアント以上に知らないと作れないのだ。

気付いたらすっかり業務SEというか営業半分みたいな仕事をしている。
これが自分のやりたい仕事だろうか。
あまり業務方面に首を突っ込みたくない。
開発リーダーとして開発現場に密着した仕事がしたい。
物作りが楽しくてここまでやってきたんだ。

でもこれも仕事か。
仕事と思って割り切らないと、自分自身が劣化してしまう。