Aerodynamik - 航空力学

はてなダイアリーからはてなブログへ移行中

プリオン専門調査会、専門委員の半数辞任 「慎重派」の6人

http://www.sankei.co.jp/news/060404/sha001.htm

 米国産牛肉の輸入再開をめぐり安全性評価を担った食品安全委員会プリオン専門調査会の12人の専門委員のうち6人が1日付で辞任していたことが3日、内閣府の発表で分かった。
 研究活動に専念したいという本人の希望や年齢制限などが理由だが、辞任した6人は消費者団体などから“輸入再開慎重派”とみられており、今後の審議にどう影響を与えるかが注目を集めそうだ。


 辞任したのは、座長代理の金子清俊・東京医大教授、山内一也・東大名誉教授、品川森一・前プリオン病研究センター長らで、座長の古川泰弘・東大教授は再任された。
 品川前センター長は、牛海綿状脳症(BSE)の全頭検査緩和を容認した報告書のまとめ方に不満を持ち、平成16年12月に辞表を提出していたこともあり、「省庁が望む結論ありきの委員会で、やっていられない。改選で議論に異議を唱える人がいなくなる」としている。

日本の基準に沿わないままの輸入再開への道がこれで開けたかと