Aerodynamik - 航空力学

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観覧記録 瀧澤賢太郎/DJ SAZANAMI/mrk「BIG ROOM」@青山Zero

http://www.clubberia.com/ja/events/228956-BIG-ROOM/


  • 20141103 「BIG ROOM」@青山Zero


3連休を休日出勤に費やしてしまった、とにかく苛立っていた、神経が殺気立っていた、音に飢えていた、振替休日の夕方に会社を出る、これから行けるデイパーティはないかとクラベリアを探し、「HOUSE」と打たれたジャンルだけを頼りに青山へ。イベントのテーマは「BASS HOUSE」との事だがそれはなんだかよく分からない。


mrk


ちょうどPanorama Barで鳴っていそうなクールなテクノ寄りのごりっとしたハウス。最後にかけたVince Watsonの美しさ。


Fort Arkansas - Brand New Day


Squarehead - No One Has To Know


Harvey McKay - Slip


Vince Watson - Aurelon (Steve Rachmad's Sterac Reshape)



DJ SAZANAMI

なるほどこれを「BASS HOUSE」と呼んでいるのか


Marsupials - Reginald (Coeo Remix)


Low Steppa - Listen Up



瀧澤賢太郎


DJ Tonka - My House


Glimpse - True South


Jamie Anderson And Content aka - Body Jackin


Nick Curly - Underground (Dennis Ferrer Remix)


Tony Betties - So Cool (Bronx Remix)




気付けば6時間くらいずっと踊りっぱなしで明日の仕事は大丈夫なのかとふと我に返る、連休はあと1時間ちょっとで終わるのにパーティはなかなか終わらない。寧ろ極上のハウスが流れるこの箱で朝まで踊り続けたいが、確かこれはデイパーティのはずだ。デイパーティでこそ鳴らすべきハウスがあるという瀧澤氏の志の元にこのパーティは行われていたようだ、休日夕方から終電までのパーティはこんなにも空気が違うのかと知って、風営法ダンス規制について考えるなら、こういう深夜一時前に終わるクラブイベントの事情についても理解しておくべきだったと今更気付く。


極上のハウスが流れる中、オープニングで回していたシックな女性DJから、傍にいた女の子を「この子クラブ来たのまだ2回目だから踊れないの」と紹介される、相貌失認だからその子の事も覚えていないのだけれど、何となく落ち着かない雰囲気が生駒さんのようだった、壁際に座ったり立ち話をしているだけで確かにフロアで踊っていなかったかもしれない。その場で華麗にステップを踏んでいる人の肩を叩き、生駒ちゃんをフロアに誘い、即席ステップ講座が始まる。こういうものは言葉など要らない、皆音を浴び踊るためにそこにいるのだから。自分もテクノやシカゴハウスやアシッドハウス育ちだから、この年になってもオーセンティックなディスコステップなんて知らないままだ、生駒ちゃんと必死になって目の前の華麗なステップをぎくしゃくと真似して踊って汗をかいて大笑い、久し振りに在りし日のディスコライクな時間を追体験しつつ、パーティの最後を見届けてそのまま終電に飛び乗り、動かないシステムに振り回された忌まわしい数日から一転して華やかな着地で連休を終えた。華やか過ぎて歯が浮きそうだ。




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