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Amuse創業者 大里洋吉氏、「第7回渡辺晋賞」受賞。「日本の音楽を海外に出す気概を持つことが、この賞への恩返し」

Perfume

http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/2007880/full/


Perfumeの所属事務所であるAmuseの大里会長が、「渡辺晋賞」を受賞。まず、渡辺晋賞の知名度からして、これが何の賞なのかを説明せねばなるまい。渡辺プロダクション、通称「ナベプロ」。ナベプロ帝国と呼ばれる芸能事務所の創業者が渡辺晋氏。ナベプロ創業50周年を記念して創設された賞で、彼の名を冠して、以下の対象者に贈られる。

財団法人渡辺音楽文化フォーラム プロデューサー賞 渡辺晋賞


今日のエンターテイメント業界において優れた業績を挙げた新進のプロデューサーを顕彰することにより、大衆文化のさらなる発展向上に寄することを目的としています。
選考対象となるプロデューサーは、大衆性、将来性を兼ね備えた独創的なソフト(作品、アーチスト)を生み出し、また、才能ある人材を登用、組織し新しいビジネスモデルを構築し、大衆文化の発展に多大の貢献をしたエンターテイメント業界のプロデューサーです。


http://www.watanabeforum.com/syo/index.html

つまり、大衆エンタメ文化の発展に多大な貢献をしたプロデューサーに贈られる賞である。過去六人の受賞者は、「踊る大捜査線」シリーズをヒットさせたフジテレビ亀山千広プロデューサー、スタジオジブリ代表取締役社長 鈴木敏夫プロデューサー、下北沢の本多劇場グループ代表 本多一夫氏、avex代表取締役社長 MAX松浦こと松浦勝人プロデューサー、おニャン子クラブとAKBで天下にアイドルを布いた秋元康プロデューサー、オペラ「忠臣蔵」や各楽団の首席奏者を集めた「ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ」の三枝成彰氏と、まさに錚々たるものである。


大里会長の受賞理由は以下の通り。

大里氏は、エンターテインメントのあらゆる分野で活躍する歌手や俳優らを育て、魅力的なイベントをプロデュースした実績や、浅草を新たなエンタメ情報発信の拠点として昭和歌謡レビューを立ち上げて成功させたこと、最近ではワールドワイドに展開するライブの生中継や収録上映など、魅力的なコンテンツを利用した社会貢献にも積極的な姿勢が評され、今回の受賞となった。

主たる事業であるキャンディーズサザンオールスターズ福山雅治Perfumeなどのミュージシャン/タレント育成だけでなく、浅草の「アミューズミュージアム」*1 立ち上げや、WOWOWと合弁で立ち上げた映画館でのパブリックビューイングシステム会社「ライブ・ビューイング・ジャパン」*2 なども評価の対象になっている。


「アイコ16歳」オーディションで獲得したAmuse最初の女優である富田靖子桑田佳祐福山雅治が祝福のメッセージを送るなか、

日本音楽の幅広さ、奥の深さは欧米にも負けない。それを海外に出していくのが今後の仕事で、賞に対する恩返し。粉骨砕身いたす所存」と、ハンカチで涙を拭いながら話した。


http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/03/03/kiji/K20120303002747510.html

と会長はコメントしている。
このコメントから見出せるものは何か。このタイミングでの「日本の音楽を海外に出していくのが今後の仕事」という言葉と、「ライブ・ビューイング・ジャパン」についての賞の言及。当然ながら、Perfumeのユニバーサル移籍に伴う海外進出への非常に積極的な姿勢と、海外公演の日本国内劇場でのパブリックビューイングを展開するという道筋が見えてくる。間違いなく、これからのPerfumeは、大里会長の旗振りの下、海外進出へ向けて大きく動く。




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