プレ「Perfume」ユニット「Y.A.Y」は実在した@Perfume LOCKS! 100819
http://www.tfm.co.jp/lock/perfume/
過去10年間を1年づつ振り返る企画。第一回は当然2000年。来週の放送を待って、Perfumeが現在のメンバーになるまでをまとめようかと思ったが、とりあえず今週分のネタで。
EX「オンタマ」で言及された「Y.A.Y」。この時は、当初のユニット名「ぱふゅ〜む」の別案が「Y.A.Y」だと思われていた。
100413 EX「オンタマ」
−10年前「Perfume」というグループ名に決まった時のひと言
か:Y.A.Yもよかったんだけどなー。
の・あ:(笑)
の:あやの・あやか・ゆかで。
2000年当時、アクターズスクール広島でのスクール内で、三人は流動的に幾つかのユニットに所属していた。スクールに入学する以前から知り合いだった西脇さんと樫野さんは一緒にユニットを組もうとしたが、別の人と組まされることになったという。
「75分くらいDVD」
あ:ユニットを一緒に組みたかったのに、何か分からんけどあ〜ちゃん「まつさや」に決められとって。
か:そうなんよ。
MIKIKO:出た「まつさや」。
あ:まつさやに私ユニット決められとってから、ほいで、したら「そうなんじゃ、やろうと思うとったのにね」みたいな感じで。
か:「うん、じゃあ私も違う人と組むわ・・・」
あ:「次一緒にやろうね・・・」みたいな。
その後、晴れて二人はユニットを組む事になる。これがプレ「ぱふゅ〜む」である「Y.A.Y」だった。
の:「ぱふゅ〜む」の前のさあ、「ぱふゅ〜む」って名前になる前にも、なんか一個名前の奴があったじゃん。
あ:そう、「Y.A.Y」。
か:ゆか、あやか、ゆか。
あ:そう、「ゆか」が二人おったけんね。
ということで、「Y.A.Y」は単なるユニット名の別案ではなく、Perfumeのルーツとなるユニットであったという事が判明した。
そして、さらに一人追加しようとして、先の「まつさや」に断られる。
あ:グループやる時に、四人組がやっぱり流行っとったんよ。
の:SPEEDさんもあったしね。
あ:じゃけ、四人でやった方がいいみたいな感じで、「まつさや」をね、誘ったんだけど。
の:同い年の仲間のね。
あ:私のいつも対だった子なんですけど、なんか、立ち位置とかね。それの人を誘ったんだけど、「いや、あたしもう決まっとるけん、グループ決まっとるけん」て感じで断られたんよ。ほいで三人で。
の:「Y.A.Y.S」になるところだった。(笑)
あ:そう、「さやか」のSになるかもしれんかったんだけど、三人で。
2000年3月のアクターズスクール広島の発表会では、既に「ぱふゅ〜む」名義での活動が確認できるため、「Y.A.Y」名義はごく僅かな期間だったと思われる。
ちなみに、この「まつさや」というスクール同期生の名前は、過去に遡ると070310 NHK-FM「サタデーホットリクエスト」出演時にも言及されている。スクール生同士のライバル意識は強烈なものだったと常々語られているが、それを物語るエピソードだ。
(アクターズスクール時代について)
あ:周りにもライバルは一杯いるので、「もうあんなあいつらには負けてらんねえ」みたいな。そういう気持ちで、三人とも仲がいいので見返してやろうと。
−「見返してやろう」というのは、なんか事件があったんですか?
あ:はい、なんか「まつさや」って子に・・・
−あんた名前出しちゃ・・・あんたさ、これ流れてるんだよ、油断してるかもしれないけど。
の:聴いてるかもしれないから!
あ:ニックネームなんで。「まつさや」に、なんかあの凄いけなされて。「あ〜ちゃんとかしゆかはうんちだから」みたいな。ふざけんなよみたいな。そういう気持ちです。
そして「Y.A.Y」発足と同時期の大本さんは、「ハッピーベイビー」や、河島佑香とのデュオなど、まだ所属ユニットは流動的であった。
- 「ハッピーベイビー」
- 大本彩乃
- 住吉真理子
- その他4人
なお、ここに名前が出てくる戦友たるアクターズスクール1期生同士は、今も交流が続いているようだ。*1
次週は、よく知られている「エレベーターで大本さんをスカウト」の話になるのだろうか。今だ謎多きPerfume黎明期。語られるべきことはまだまだ沢山ある。