http://ameblo.jp/tokyogirlsstyle/entry-11118422593.html
http://gree.jp/kusano_hinako/blog/entry/616370592
http://www.foursp.jp/erika/blog/?m=201112
今時CDなんて物に金を出すのはアイドルオタとジャニオタ位なものだという事が、オリコンの年間チャートでまた証明されてしまった。絶望的に不況な紙媒体も、当然そこに縋り付く。「CD&DLでーた」が別冊としてアイドル特集本「ニッポンのアイドル宣言!」を出し、その刊行記念イベントに珍しくTomato n' Pineが出るというので足を運んだ。
光岡昌美
最初に登場したのは光岡昌美。アイドルダンスユニットSister QでR&B、光岡昌美名義で泣き歌系J-POP、Mizca名義でエレクトロポップと、鳴かず飛ばずのまま名義と曲調を変えながらも活動を続けている。遅れてテクノポップブームに乗っかろうとしていたMizca名義のライブを2回見たことがあったが、「やっぱり自分の詩で歌いたかった」という事で、先月から光岡昌美名義に戻して活動していたようだ。アイドルオタを前に、「この後皆さん盛り上がるだろうから、休憩も必要かなと思いまして」と、まるで90年代の浜崎あゆみの幻影のような、マイナー調バラードを続けて披露。彼女がアピールできる層はここではないと思った。
東京女子流
二番手には東京女子流。「一日遅れのサンタのプレゼント」という設定で、先日の中野サンプラザ公演で着ていたサンタの衣装をまだ着ていた。曲数こそ少ないものの、歌/ダンス共にフロアの空気を完全に持っていく力強さで観客を圧倒。赤いサンタコスの可愛らしさよりもスタイリッシュさが先に立ってしまうほど、ただただカッコいいステージ。
- 鼓動の秘密
- Limited addiction
- サヨナラ、ありがとう
- W.M.A.D
- おんなじキモチ
- Attack Hyper Beat Pop
Tomato n' Pine
意外にもトリがTomato n' Pine。和田えりかが病気療養から復帰して最初のライブとなる。ファンは皆この時を心待ちにしていた。和田への観客の声援も一際大きい。クリスマスは友達や家族と過ごしたという和田と草野日菜子、一方で、今年は吉木りさと同じレベルで写真集を売りまくったグラビアアイドル小池唯は、ずっと「海賊戦隊ゴーカイジャー」の撮影だったという。今後もしばらくはトマパイとしての活動に本腰を入れることは難しいのだろう。だから、数少ないトマパイのライブを、目に焼き付けておきたかった。
適当でマイペース過ぎるMC、何故か以前よりも緩さを増したぬるいダンス。和田が振り付けを忘れたり、ジャケットのボタンが取れたと言って小池唯が曲中に何度も袖に捌けたり、事前に「ゆとりライブ」と告知をしていたプロデューサーのジェーン・スーさんをして「想定以上、大幅にゆとった。すみませんでした。」と言わしめるほどのパフォーマンスも、楽曲の圧倒的なクオリティーの前では単なる愛嬌にしか映らない。これらの上質な曲があって、キラキラした女の子がいて、ガツガツしていないのんびりとした空気があって、他に何が必要だというのだ。今アナログ盤で欲しい、アナログ盤で聴きたいアイドルは、やはりTomato n' Pineをおいて他には無い。
- キャプテンは君だ!
- ジングルガール上位時代
- 旅立ちトランスファー
- FAB (Free As a Bird)
- Pop Song 2 U
- Pop Song 2 U (Kumanbachi Remix)
- Pop Song 2 U
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