無駄な仕事

営業部隊から、某機関への某システム導入のためのコンサル依頼が突発的に来たものの、用意された期間は異様なまでに短かった。
あまりに短すぎて、顧客に対して要望のヒアリングすら出来ない。
ひどいことに、顧客の予算感すらつかめていない。

顧客の要望も予算も分からずに提案書と見積を作れという。
そんな仕事に何の意味があるんだろうか。
これのどこがコンサルなのか？

うちの部署の偉い人は戦略というものをまるで考えていないし、営業部隊は顧客に言われたとおりに動くだけ。
とはいえまあこれも仕事だからと諦めて、休日も取らずフル稼働で、なんとか期日までに間に合うように必死にやってはいるが、この提案書を客が受け取っても、きっと納得してもらえることは無いだろう。

顧客の現場の要望も分からないので、営業部隊が根拠も無く言ってきた機能をひたすら工数に換算し続ける。
客の部署の規模から見て、自分の感覚では客が出せるのは3億くらいではないかと見ているのだが、気づいたらまだ途中までしか見積もってないのに、10億超えてしまった。
あきれて途中で仕事を投げ出したくなってしまった。

こんな数字をそのまま出したら、提案書なんか見る以前にあきれられてしまうのだろうな。
そして、うちなんかよりはるかに安い、どこぞの中途半端なパッケージシステムを導入することになるんだろうなあ。

もうモチベーション下がりまくり。

忙しすぎて世間のニュースを全く追えてないが、せめて自分用に音楽ニュースだけでもメモっておこう。